6月19日

今日は全然関係ない事を書く。

 

僕は「無理矢理作り出した競争」が大嫌いだ。例えば100m走で勝負とかならむしろ燃える方だけど、どうしても受験は大嫌いだったし、多分就活も大嫌いになるだろうと思う。そして多分研究室生活も苦しくなるだろうと思う。

 

大学(院)選びとか会社選びは、本来その人の人生観が関係してくるものなので、そもそも比べられないと思っている。黄色と青色ではどちらが凄いかって聞かれても答えようがない。研究だって(多分、確か)熱力学の基礎を作ったクラウジスの論文は彼の死後評価されて、今では1番大きな物理の分野になっているように、誰がどれくらい凄い研究をしているかなんてわからないと思う。

 

それでも無理矢理順序をつけようとする。〇〇省は勝ち組、外資系の〇〇は、〇〇大学の〇〇研はetc. 1番病的なのは偏差値だ。本来色々な価値基準で決めるべき大学を、無理矢理数字を当てはめる事で序列をつけて、生徒を焚き付けてイヤーな感じで競争させる。流石に偏差値なんかはもうないけど〇〇って言う本を読んだ、テストで〇〇点とった、〇〇に投稿したみたいなのでなんとなーく出来る序列的な空気を感じてしまう。

 

本来比較出来ないものを、こうして無理矢理順序付けて競争しても、本来の競争(スポーツの試合みたいな)爽やかさは一切なく、勝っても負けてもただ後味が悪いだけだ。周りは皆んなどこどこの企業に行くだとか〇〇研行くだとかでしょっちゅうそういう競争をしているように見える。よく正気を保っていられるなと思う。俺は気が狂いそうだ。